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七月隆文さん「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」 [本☆☆]





映画化されるということで読んでみました。我ながらミーハーだなあ。
SF的要素を絡めた純愛ものです。なにも考えずに物語に浸れます。(考えちゃいけない)

京都の美大に通うぼくが一目惚れした女の子。高嶺の花に見えた彼女に意を決して声をかけ、交際にこぎつけた。気配り上手でさびしがりやな彼女には、ぼくが想像もできなかった大きな秘密が隠されていて―。「あなたの未来がわかるって言ったら、どうする?」奇跡の運命で結ばれた二人を描く、甘くせつない恋愛小説。彼女の秘密を知ったとき、きっと最初から読み返したくなる。
(「BOOK」データベース)

京都の叡山鉄道沿線や三条付近を舞台にしているので、聖地巡礼にもうってつけですね。

前半でカラクリが見えてしまいました。カラクリが見えるとともに結末も見えてしまいました。
個人的にはもうひとひねりあってもよかったと思います。まあ、あくまで「ツール」としてのカラクリであるなら必要もないのかもしれません。

恋愛ものとして浸れればいいのかもしれません。

細かいところで「~的な」という言い回しや「ポニテ」という短縮語が読んでいて引っかかりました。


う~む、キャストがイメージと違う…。
http://www.bokuasu-movie.com/

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米澤穂信さん「リカーシブル」 [本☆☆]


リカーシブル (新潮文庫)

リカーシブル (新潮文庫)




地方都市の伝承とミステリが融合した作品でした。
ただ、ちょっと重いなー。

越野ハルカ。父の失踪により母親の故郷に越してきた少女は、弟とともに過疎化が進む地方都市での生活を始める。だが、町では高速道路の誘致運動を巡る暗闘と未来視にまつわる伝承が入り組み、不穏な空気が漂い出していた。そんな中、弟サトルの言動をなぞるかのような事件が相次ぎ……。大人たちの矛盾と、自分が進むべき道。十代の切なさと成長を描く、心突き刺す青春ミステリ。
(出版社HPより)

「タマナヒメ」という伝承が現代にも根付く街を舞台にした物語はなかなか興味深かったです。
ただ、逆に市街地(シャッター通りと化した商店街があるということはそこそこな規模の街だろう)で活きている伝承などあるのだろうか、という疑問もありました。

地方都市、地域の伝承、閉鎖された社会、と舞台設定が似ていて、ついつい大崎梢さんの作品と比べてしまいました。

中学生にして息苦しいまでにクラス内ヒエラルキーを気にするハルカというのは現実としてあるんでしょうか。朝井リョウさんの作品では高校生スクールカーストが描かれてはいましたが、更に進んでいる?

また、次第に明らかになっていく母親や弟との関係性や、ハルカの抱える孤独感・疎外感といったものが彼女の行動によってのみ露わになっていく描写は読んでいて痛みを感じました。

それだけに、壊しようのない地域性や排他性、閉鎖性の息苦しさとは反対に、ハルカの苦痛や抑え込んだ悲しみや怒りがやがてしなやかな強靭さに変わっていくラストが救いに思えました。

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東川篤哉さん「魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?」 [本☆☆]


魔法使いは完全犯罪の夢を見るか? (文春文庫)

魔法使いは完全犯罪の夢を見るか? (文春文庫)




新シリーズです。
やっぱり、キャラが立っているとユーモアミステリは面白いですね。

「魔法使いとさかさまの部屋」「魔法使いと失くしたボタン」「魔法使いと二つの署名」「魔法使いと代打男のアリバイ」の4編が収録されています。

八王子市警の椿木警部と小山田刑事が殺人事件の現場に赴くと、なぜかそこにはいつも、三つ編みに紺のワンピースの美少女が。屋敷で働くお手伝いさんの彼女は、「私には犯人が判る」と証言するのだが……。 家具や家電がさかさまになった事件現場の謎を解く「魔法使いとさかさまの部屋」。体力自慢の犯人が、その馬鹿力を活かして犯行を遂げる「魔法使いと失くしたボタン」。物まね芸人が自らの信念をかけたトリックを仕掛ける「魔法使いと二つの署名」。野球選手が、自分に瓜二つの人間を使ってアリバイをつくる「魔法使いと代打男のアリバイ」。本格ミステリーと魔法の融合をたっぷり楽しめる、中篇4作を収録。
(出版社HPより)

タイトルに偽りありです。魔法使いは完全犯罪を目論んだりしません。映画にもなった有名なSF小説にひっかけたものですね。

内容はユーモア倒叙ミステリです。
物語早々に魔法使い少女マリィによって犯人が明らかにされます。
しかしそれだけでは逮捕できるはずもなく、小山田聡介刑事が「どうやって」殺人を犯したのかが主眼となります。
それだけに作家の力量が問われるのではないかと思います。東川さんは見事クリアしているように思えます。

また、ユーモア部分も健在です。
美貌で傍若無人のキャリア警部 椿木綾乃は東川作品では典型的な女性キャラです。部下の小山田聡介刑事はドMで椿木警部に蹴られることに快感を得ています。そして魔法使いのマリィは天然ボケ炸裂。

彼らの関係性も含めて続編が楽しみです。

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朝井リョウさん「星やどりの声」 [本☆☆]


星やどりの声 (角川文庫)

星やどりの声 (角川文庫)




兄弟6人の視点で日常を描きながらの家族ドラマです。
次々に巣立っていきながらも「輪」は途切れない、そんなラストが沁みました。

「長男光彦」「三男真歩」「二女小春」「二男凌馬」「三女るり」「長女琴美」の6章で構成されています。

一家の大黒柱の父が、四年前に病気で他界した早坂家。それ以来、純喫茶「星やどり」は母が切り盛りしている。父が残してくれた、「星やどり」自慢のビーフシチュー、夜空から星が降り注ぐ星型の天窓。そしてブランコ形の席には、常連客の“ブラウンおじいちゃん”が、今日も静かに座っている。
早坂家は三男・三女、母ひとり。長女・琴美は、働きながら、「星やどり」で母の手伝いをしている。長男・光彦は、大学四年の夏、実らない就職活動の真っ最中。二女・小春は、化粧で背伸びし、どこか空虚な日々を送り、三女・るりは、何かから逃れるように自らを律し、真面目な高校生活を過ごしている。二男・凌馬は、輝かしい少年の日々を、明るく消費。そして、三男・真歩は、カメラをぶら下げ、街を歩く……。
様々な葛藤と悩みを抱えた早坂家。一見穏やかな日々が流れているようだったが!?
(出版社HPより)

結末は出来過ぎな感もありますが、小説なんだからいいじゃないかと思います。もっとも、フィクションだからといって許容できる線引きというものがありますし、読み手によっても違うのでその辺は難しいとは思います。

三者三様(この場合は六者六様?)の兄弟の様が描かれていると思いました。父を喪った年代が与える影響をどう性格に反映させるかまで考えられているのかな、と感じました。

小春や凌馬の章の(いい意味で)バカな高校生の遣り取りが笑えます。

その反面、真歩の章は掘り下げが足りないように感じました。最年少の彼だからこそ見えている、感じていることがもっとあるのではと思い、物足りなさを覚えました。

全体的にやや掴みづらい表現が読むリズムを途切れさせました。残念だなあ。

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宮木あや子さん「校閲ガール」 [本☆☆]


校閲ガール<校閲ガール> (角川文庫)

校閲ガール<校閲ガール> (角川文庫)




テレビドラマ化されていたので読んでみました。
お仕事小説のくくりなんでしょうが、あまりリアリティを感じませんでした。

「校閲ガール!?」「校閲ガールと編集ウーマン」「校閲ガールとファッショニスタとアフロ」「校閲ガールとワイシャツとうなぎ」「校閲ガール〜ロシアと湯葉とその他のうなぎ」「愛して校閲ガール」の6編が収録されています。

憧れのファッション誌の編集者を夢見て出版社に就職した河野悦子。しかし「名前がそれっぽい」という理由で(!?)、配属されたのは校閲部だった。校閲の仕事とは、原稿に誤りがないか確かめること。入社して2年目、苦手な文芸書の仕事に向かい合う日々だ。そして悦子が担当の原稿や周囲ではたびたび、ちょっとしたトラブルが巻き起こり…!?読んでスッキリ元気になる!最強のワーキングガールズエンタメ。
(「BOOK」データベースより)

校閲という仕事は知ってはいて、「縁の下の力持ち」というイメージだったので、読んでいて違和感ありありでした。そんなアクティブで仕事回るの?と。

ファッション誌の編集者を目指す河野悦子が校閲者として様々なジャンルの本に向き合うところが面白いですし、ドラマがあります。

テレビドラマもそうですが、河野悦子は机の上だけで終わらせないんですよね。とにかく現場に出ていく。それによって作家の秘したものや作品に籠めたものが明らかになるという小説上の面白さはあるんですが、実際の校閲者が同じなのかという疑問があります。上司がそれを許すのかとも思います。リアリティさを感じないです。

河野悦子のべらんめえ調のセリフって、周囲で聞かないなぁ。環境のせいでしょうか。

ところどころ「校閲」で気になる箇所がありました。。。角川クオリティ?

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柚木麻子さん「私にふさわしいホテル」 [本☆☆]


私にふさわしいホテル (新潮文庫)

私にふさわしいホテル (新潮文庫)




不屈の魂を持つ駆け出し新人作家の抱腹絶倒の奮闘記です。

「私にふさわしいホテル」「私にふさわしいデビュー」「私にふさわしいワイン」「私にふさわしい聖夜」「私にふさわしいトロフィー」「私にふさわしいダンス」の6編が収録されています。

「元アイドルと同時受賞」という、史上最悪のデビューを飾った新人作家・中島加代子。さらに「単行本出版を阻止される」「有名作家と大喧嘩する」「編集者に裏切られる」etc.絶体絶命のトラブルに次々と襲われる羽目に。しかし、あふれんばかりの野心と、奇想天外なアイデアで加代子は自分の道を切り拓いていく―。何があってもあきらめない不屈の主人公・加代子。これぞ、今こそ読みたい新世代の女子下剋上物語。
(「BOOK」データベースより)

作家として生き残るため、のし上がるためには手段を選ばない主人公の執念とド迫力に圧倒され、次はどんな手を使ってくるんだろうというワクワクした気分が生まれます。

普段目にすることのない文壇や出版業界の裏事情とドロドロした人間関係が描かれます。

加代子が最初に陥れた大御所作家の東十条宗典が全編を通して登場するのですが、お互いに影響を及ぼし合っていくのがストーリイに味付けをしているように思いました。
決して相容れない関係なのに、利害が一致すると休戦協定を結んで共通の敵に攻撃を仕掛ける場面などは思わずニヤニヤ笑いをしてしまいました。

朝井リョウや宮木あや子などの作家が実名で登場します。それを作者の自己顕示欲ととるか、あざといと取るかは読者によって分かれるかもしれません。

しかし、最後の「私にふさわしいダンス」は狂気さえ感じる復讐劇で怖かったです。

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中山七里さん「静おばあちゃんにおまかせ」 [本☆☆]


静おばあちゃんにおまかせ (文春文庫)

静おばあちゃんにおまかせ (文春文庫)




孫娘のワトソン役と、祖母の安楽椅子探偵の連作短編ミステリです。シリーズ化されないのが残念です。

「静おばあちゃんの知恵」「静おばあちゃんの童心」「静おばあちゃんの不信」「静おばあちゃんの醜聞」「静おばあちゃんの秘密」の5編が収録されています。

神奈川県内で発生した警官射殺事件。被害者も、容疑者も同じ神奈川県警捜査四課所属。警視庁捜査一課の葛城公彦は、容疑者となったかつての上司の潔白を証明するため、公休を使って事件を探り出したが、調査は思うに任せない。そんな葛城が頼りにしたのは、女子大生の高遠寺円。――円はかつてある事件の関係者で、葛城は彼女の的確な洞察力から事件を解決に導いたことがあった。円は中学生時代に両親を交通事故で亡くし、元裁判官だった祖母の静とふたり暮らしをしている。静はいつも円相手に法律談義や社会の正義と矛盾を説いており、円の葛城へのアドバイスも実は静の推理だったのだが、葛城はそのことを知らない。そしてこの事件も無事に解決に至り、葛城と円は互いの存在を強く意識するようになっていった――(「静おばあちゃんの知恵」)。以下、「静おばあちゃんの童心」「不信」「醜聞」「秘密」と続く連作で、ふたりの恋が進展する中、葛城は円の両親が亡くなった交通事故を洗い直して真相を解明していく。女子大生&おばあちゃんという探偵コンビが新鮮で、著者お約束のどんでん返しも鮮やかなライトミステリー。
(出版社HPより)

警視庁捜査一課の葛城刑事が民間人に捜査の内容を喋ったりするのは現実的ではないと思いますが、ミステリとしては十分面白かったです。

表紙からほんわかしたイメージを抱いていましたが、なかなかハードな殺人事件もあり、それでいてしっかりミステリしていて、静おばあちゃんの推理も切れまくります。
しかし、結末を知ってしまうと、その推理ってどこから湧いて出たんだろうという素朴な疑問だけが残りました。

個人的にはミステリよりも、大学で法律を学ぶ円に対して元裁判官の静おばあちゃんが語る「正義とは」「法とは」といった法曹者の心得のほうが面白かったです。

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三上延さん「ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~」 [本☆☆]


ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)

ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)




いままでの5つの物語を、遠い過去も含めていよいよ回収作業に入りました。というイメージです。

太宰治の『晩年』を奪うため、美しき女店主に危害を加えた青年。ビブリア古書堂の二人の前に、彼が再び現れる。今度は依頼者として。
違う『晩年』を捜しているという奇妙な依頼。署名ではないのに、太宰自筆と分かる珍しい書きこみがあるらしい。
本を追ううちに、二人は驚くべき事実に辿り着く。四十七年前にあった太宰の稀覯本を巡る盗難事件。それには二人の祖父母が関わっていたのだ。
過去と現在、まるで再現されるかのような奇妙な巡り合わせに、薄気味悪さを感じる二人。それは偶然か必然か? 深い謎の先にある真実とは?
(出版社HPより)

鎌倉の地で栞子と大輔を中心としたミステリから、彼らの祖父母の代にまで遡っての「因縁話」とでもいうような展開になってきました。

数十年という過去の出来事がシリーズの焦点になりつつあります。登場人物たちの記憶や発言から、どこまで真実を表しているかは、あくまで推測の域をでないものであって、それをあたかも「あったこと」として進めることに違和感を覚えました。

前作でいよいよ━と思われた栞子と母・智恵子の対決は不発でした。なにかしらの影響を与えているかとも期待していたのですが、肩透かしをくらいました。
次回作まで持ち越されてしまいました。

全編を太宰治に絡めているのですが、題材にまつわる薀蓄や太宰の人となりといったシリーズの特徴といったものは皆無といってよく、残念でした。
資料収集から、物語への落とし込みというのは大変だとは思うのですが、そこが魅力だった分だけ残念感が強かったです。

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石持浅海さん「玩具店の英雄 座間味くんの推理」 [本☆☆]


玩具店の英雄: 座間味くんの推理 (光文社文庫)

玩具店の英雄: 座間味くんの推理 (光文社文庫)




座間味くんシリーズ第3弾です。前作『心臓と左手』に続いて過去に起きた解決済みの事件を別の角度から浮かび上がらせるという安楽椅子探偵ものです。

「傘の花」「最強の盾」「襲撃の準備」「玩具店の英雄」「住宅街の迷惑」「警察官の選択」「警察の幸運」の7編が収録されています。

津久井操は科学警察研究所の職員。実際に起きた事例をもとに、「警察は事件の発生を未然に防ぐことができるか」を研究している。難題を前に行き詰まった彼女に、大先輩の大迫警視正が紹介したのは、あの『月の扉』事件を解決した座間味くんだった。二人の警察官と酒と肴を前にして、座間味くんの超絶推理が繰り広げられ、事件の様相はまったく違うものになっていく!
(出版社HPより)

見る角度を変えれば新たに見えてくるものがあるもので、事実を疑ってかかる姿勢と柔軟な発想のできる頭脳というのは常々欲しいなあと思っているものです。

前作の『心臓と左手』は『月の扉』で知り合った大迫警視と座間味くんが呑み屋で杯を傾けながら未解決事件を語り合うというものでしたが、本作は更に登場人物が増え、津久井操という科学警察研究所の研究員がワトソン役として加わります。

ややパターン化していますが、齟齬を見つけ出し、石持さんの仕掛けを見破ることができるか、頭脳ゲームを楽しみました。

酒と肴には前作ほど惹かれませんでした。そこが残念でした。

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梨木香歩さん「ピスタチオ」 [本☆☆]


ピスタチオ (ちくま文庫)

ピスタチオ (ちくま文庫)




原初的で壮大で幻想的で、難解な作品です。それでいて感覚で受け入れられる物語です。

緑溢れる武蔵野にパートナーと老いた犬と暮らす棚(たな)。ライターを生業とする彼女に、ある日アフリカ取材の話が舞い込む。犬の病、カモの渡り、前線の通過、友人の死の知らせ…。不思議な符合が起こりはじめ、何者かに導かれるようにアフリカへ。内戦の記憶の残る彼の地で、失った片割れを探すナカトと棚が出会ったものは。生命と死、水と風が循環する、原初の物語。
(出版社HPより)

前半の東京編だけでも十分魅力的な物語ですが、ライターである主人公の棚にアフリカ取材の話が持ち上がってから、それが運命だったかのようにアフリカへと旅立つプロセスに引き込まれます。

梨木さんの作品に共通するのですが、自然描写が素晴らしく、情景に引き込まれます。この作品では特に感じました。

不思議は不思議なまま。なんともいえない味わいを覚えた読後感でした。

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