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朱川湊人さん「サクラ秘密基地」 [本☆☆]


サクラ秘密基地 (文春文庫)

サクラ秘密基地 (文春文庫)




写真にまつわる短編集です。自分の子ども時代よりも昔なのかな。

「サクラ秘密基地」「飛行物体ルルー」「コスモス書簡」「黄昏アルバム」「月光シスターズ」「スズメ鈴松」の6話が収録されています。

〝直木賞受賞作〟『花まんま』や、〝涙腺崩壊〟のキャッチフレーズ『かたみ歌』で、読者の涙を誘った短編の名手・朱川湊人が、家族と写真にまつわるちょっぴり不思議で哀しいお話をお贈りします。二〇一二年秋に、三十九年の長期連載が幕を閉じたミステリ界の巨人・佐野洋氏の連載「推理日記」で、設定の妙を大絶賛された、UFOをでっち上げた同級生の美人の女の子の身の上話「飛行物体ルルー」、とある事故をきっかけにして、優しかった近所のおねえさんの意外な一面を見てしまった少年の淡い慕情の顚末「コスモス書簡」、ぶっきらぼうで、口より手が先に出る不器用な父と、その父に寄り添うように暮らす聡い男の子、そして同じボロアパートに、とある事情で身を隠すように暮らすことになった〝私〟との心の交流を描いた「スズメ鈴松」、ほのかな想いを寄せながら亡くなった同級生の想いが、不思議なカメラに乗り移ってもたらされた写真にまつわる奇妙な出来事「黄昏アルバム」、小学生の男子四人でつくった秘密基地にまつわる哀しい過去を巡る表題作「サクラ秘密基地」など、夕焼けを見るような郷愁と、乾いた心に切ない涙を誘う、短編を六本を収録。
(出版社HPより)

バラエティに富んだ筋書きで、ただの懐古趣味ではなく、現実の重さも描かれているのですが、なんとなく「いい話」止まりな印象が残りました。

ノスタルジックさは朱川さんの作品の特徴ではあるのですが、郷愁を感じなければ共感するのは難しいのかな。

面白く読んだのですが、強く印象に残ったとまではいきませんでした。

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