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道尾秀介さん「光」 [本☆☆]


光 (光文社文庫)

光 (光文社文庫)




山間の湖畔の町に暮らす小学生たちの夏から冬にかけて日々を描いた作品です。大仕掛けはないですが、「日常の謎」を散りばめたどこか懐かしさを感じる作品です。

親友の慎司は手先が不器用で、お人好し。宏樹は自慢話ばかり。清孝は哀しいことがあって、少しだけ大人びた。慎司の姉の悦子は、まだ「男友達」だった――。都会から少し離れた山間の町で、小学四年生の利一は、仲間とともに、わくわくするような謎や、逃げ出したくなる恐怖、わすれがたい奇跡を体験する。まるで自分の思い出を振り返っているような自然な読み心地と、小説作品にしか辿り着けない感動。俊英、充実の最新作!
(出版社HPより)

語り手の利一、友人の慎司、宏樹、清孝、悦子たちが際立ってはいなくてもキャラが立っていて、それが家庭事情に沿ったもので身近に感じました。

道尾さんらしい、意表を衝いたどんでん返しはなく、残念でした。

とはいえ、最近の道尾さんの作品の傾向からすると人間関係、家庭環境、友情といった少年時代の日常と成長を描いた作品というのは受け止められるものと思います。

とはいえ、個人的にはまだ、初期の道尾さんらしさとのギャップを受け止められずにいるわけですが…。

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