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東野圭吾さん「白銀ジャック」 [本☆☆]


白銀ジャック (実業之日本社文庫)

白銀ジャック (実業之日本社文庫)




すっかり社会派(?)になったと思っていた東野圭吾さんのスピーディな展開のサスペンス小説です。

ゲレンデの下に爆弾が埋まっている――
「我々は、いつ、どこからでも爆破できる」。
年の瀬のスキー場に脅迫状が届いた。警察に通報できない状況を嘲笑うかのように繰り返される、山中でのトリッキーな身代金奪取。
雪上を乗っ取った犯人の動機は金目当てか、それとも復讐か。
すべての鍵は、一年前に血に染まった禁断のゲレンデにあり。
今、犯人との命を賭けたレースが始まる。
圧倒的な疾走感で読者を翻弄する、痛快サスペンス!

スキー場に仕掛けられた爆弾、その人質はスキーヤー。経営の苦しい運営会社は客足が引くのを恐れて警察に通報できない--という状況を下敷きに身代金の要求を繰り返す犯人側とスキー場の現場管理者の倉田とパトロール隊の根津・藤崎との駆け引きが繰り広げられます。

スキー・スノーボードの滑走シーンはスピード感があり、迫力満点でした。特にスノボで逃走する犯人とパトロール隊の藤崎の繰るスキーのチェイスシーンは読んでいてわくわくしました。

ただ、見どころはそこだけといってもいいかもしれません。肝心のミステリ部分についてはある程度読めてしまいましたし、ミスリードを仕掛ける箇所はバレバレです。主要な登場人物以外に個性はなくて、最後には誰が誰やら(苦笑)。

400ページの厚みの割にはさくさく読めるのですが、仕掛けの壮大さに対してインパクトを感じなかった読後感でした。

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