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異次元のサッカー ~クラブワールドカップ決勝戦 サントスvsバルセロナ [サッカー!]

欧州王者と南米王者の決勝戦は思ってもみなかった大差で終わりました。

欧州CLやスペインの国内リーグでもこれだけの点差は稀なので、サントスが対応できないまま終わってしまったというのが妥当なんでしょうか。
ボール支配率71%という数字が表すように、バルセロナのパスを多用するビルドアップにサントスが押し込められる展開が続きました。

バルセロナのフォーメーションは3-7-0。グアルディオラ監督が言うようにフォーメーションなど意味がないのかもしれません、このチームには。一方のサントスは3-2-3-2。中盤を厚くして対抗しようとする意図が見えました。

試合開始早々からバルセロナがポゼッションを握ります。正確なパスと効果的なドリブルを組み合わせてサントスを押し込みます。FWポジションに2列目から入れ替わり飛び込んでくる相手を捉え切れません。それでも最終ラインで食い止めていたのですが、前半17分、シャビの超絶トラップからのスルーパスがメッシが渡って先制ゴール。
その後もシャビ、セスクが得点を決めて3-0で前半を折り返します。

後半はバルセロナの攻撃ペースは鈍ったのですが、ポゼッションは変わらず。
注目の19歳のネイマールや司令塔のガンソが見せ場を作りましたが持ちすぎたり、小さなミスで決定機に持ち込めない。
後半37分にメッシが得点を決めて勝負ありです。

バルセロナのいいところばかりが目に付く試合でした。
高い次元での個の力と組織力が融合したサッカー、という印象です。
バルセロナという有機体が動いているような、それぞれの選手がオートマチックに役割をこなしているのでしょう。
技術力の高さだけでなく、絶妙のポジショニング取り、運動量の多さなど勉強になることばかりでした。
また、高い技術を持った選手が攻撃だけでなく、守備にも労を惜しまず動いています。それは相手ボールになったときの攻守の切り替えの早さとボールホルダーに襲いかかる速さに見て取れました。

これが完成形だとは思いませんし、サッカーというスポーツに完成はないと思うのですが、パスサッカーという方向性の結実点かな、とは思います。

その一方で、敗れたネイマールやガンソには、さらに個の力をつけてほしいと思いました。
C・ロナウドやルーニーなどスーパースターのプレーを見るのも楽しみですから、若い彼らにはそんな魅せる選手になってほしいと思いました。

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